引きこもりになる理由シリーズ③になります。
①親がお金を与える ②親が過干渉・過保護 に続く第3弾。
このシリーズを載せてから、わたし個人にお問い合わせがかなり来ていますが親御さんも思い当たる節がある方も多々居るのかもしれません。
そんな③つ目は・・・
ズバリ!!
です。
どういう事かというと、
親御さんが自分自身の幼少時代や若い頃に『やりたくても出来なかった事』『本当は今、やりたいけど、我慢している事』などを、お子さんにやるように促しているという事です。
お受験はまさにそのもの。
大学や高校だけでなく、中学もお受験する事になったり…
部活では、スポーツをやらせたり…
塾に行ったり、習い事(習字・ピアノ等)をやったり…
下手したら、やめるタイミングまで親御さんが決めていたりする。
もちろん、これらは全てが【親の愛】だという事もわかるのですが…
よくよく考えると、親自身がやりたかったけど出来なかった事・やりたいけど我慢している事であることがとっても多いのです。
子供は、本当にやりたいのか?
というと、
自分から言ってない場合は
別にやりたいと思ってない・・・・・・
ただ、お母さんに言われたから。お父さんが勧めてくれたから。
だから、やってみよう!と思ってやっているというパターンです。
それが面白かったり楽しい場合は良いですが、親の意見に合わせてやった場合はそのうち続かなくなる事も…
だけど、「一度やったことは最後までやった方がいい」等を言われ、自分は「物事が続かないいけない子なんだ・・・」という違った方向へ進んでいたりします。
もしくは、「親が言ってくれてるから」と無理して続けている事もあるかもしれません。
優しい子ほど、親の言ってる事をか遂行しようとして頑張っています。
親御さんの願いを叶えてくれているのです。
子供自身は、大人達と違って、まだ家や学校以外の事を知らないので言われたらやってみる程度のことだったりするので判断はまだ難しいですし、選択肢もありません。
『②親が過保護・過干渉』と似ているのですが、親の愛情の進化しすぎてるバージョン故に、子供本人が
自分で考え・決めて・動く
そのチャンスを奪ってるのに近いものがありますね…
じゃぁ、どうしたら良いでしょうか?
いろんな事を経験させてあげて、【本人に選ばせる】が1番良いですね。
そして
親である大人が、【やりたかった事を自分がやる】事と、【我慢している事を自分が今それをやる】が良いと思います。
親も子供も、それぞれの人生。
子供ありきの親ではなく、1人1人の人生。
【親が子供の人生の道を選ぶ】と自分の人生を生きれなくなり始めます。
そして、初めての失敗で挫折して引きこもる…
自分でどう決めて良いかわからなくなる…
自分で考える方法すらわからない…
なんて事がないように、小さい事から自分で考えて決めて動けるようにしてあげる事が引きこもり回避の得策だと思います。
これらは、あくまでも私が引きこもり専門訪問型カウンセラーや、引きこもり不登校ニートの自立支援施設で働いたときの電話相談や見学で出会った親子の経験からの意見です。
投影から抜け出せない場合は、親御さんがまず問題点を解決する方が先かもしれません。
困ったときは、1人で悩まずにだれかに相談してみて下さいネ。
1人だと答えに辿り着けなかったとしても、だれかと話す事で道が見える事もあります。
親御さん向けのコラムになりましたが、もし本人の子供側が困っている場合は…
やめる勇気を持つ
自分がやりたい事を見つける・やる
無理して続けない(言いなりにならない)
自分で考えて決めて動けるようにする
をしてみましょう^^
わからなかったり、親に相談しても解決しない場合は「カウンセリングを受けてみたい」と言ってみることも有りだと思います〇
私のコラムでは、主に自分を好きになって、自分を大切にすることができるためのことや自身の体験に伴った引きこもり不登校ニートに関するお話を書いていきます。過去コラムも読んでみてくださいね^ ^
泰山理沙
不登校の理由①②のリンク貼っておきます(#^^#)