今の私には家族がいません。
いまだに結婚できず、兄弟はいないし、両親も既に旅だちました。
☆孤独だった私は、(他人だけど)家族のような友人・仲間にサポートをお願いして、実家で遺品整理をしました。
(行政サービスや業者にも依頼しました)
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☆近所にある福祉会館の300メートル先に、中学時代に集団暴行を受けた現場があります。
その会館に、今、家族のような仲間が集まってきます。
仲間と開く「自助グループ」で、自分の内面の"問題解決"に繋がる文献を読みあわせます。
そして、自分のことを分かち合います。
この場所では、周りに矢印を向けて議論しません。
仲間全員が自分に矢印を向けて、自分の生きづらさ(不要な感情・欠点)を見つめて取り組んでいます。
皆が自分に矢印を向けて取り組むからこそ、無意味に争ったり傷つけあったりしません。
私はこのような自助グループ(自分に焦点を当てる居場所)で、少しずつ人を信じ、自分の内面を鍛えてきました。
やがて、自分のことも信じられるようになってきました。
☆苦しい青春時代を過ごした地元に、今、大好きな仲間たちが集まってくれます。
☆子どもの頃、いつも両親は喧嘩をしていました。
不安に過ごした記憶が残る実家や喫茶店で、今は、仲間と笑ってお喋りをしています。
☆子どもの頃、対人恐怖症で脅えながら歩いた道を、今は軽やかに歩いて、仲間たちに会いにいきます。
苦しかった過去脳の記憶を、今、楽しくて有意義な新しい記憶へと上塗りするような気がします。
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果たして、こんな安くて、効果的なトラウマケアが他にあるでしょうか。
自分の生きづらさに目をそらさず、各々が"段階的"に内面作りに取り組みます。
そんな志のある仲間が集まる居場所が必ずあります。
このような自助グループならば、共感や一体感を得ることができるでしょう。
そして、不可能を可能にするような「力」が湧き出てきます。
私は身をもって体験しました。
だからこそ、私がクライアントさんに提案し続けるベースは、
このような仲間や居場所を探し続けることです。
〘イラスト〙アル中漫画家"いいちまる"さんの作品です。本人がアルコール依存症になった経緯や、アルコール依存症の日常を描いた"アル中4コマ"をブログで配信中です。
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