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人前で話すことが苦手で、
プレッシャーに弱いんです
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このようなお悩みをもっている方は
多いと思います。
私もそうでしたからね。
それでも、学生の頃は、
人前で話すことが少なかったので
なんとか乗り切っていましたが、
社会人になったら
ひどかったですね。
自分より年上の人と
話す機会が増えましたので、
「何を言っているかわからない」
と言われることもしょっちゅうでした。
会議で照れくささを隠すために、
ちょっと笑って発言したときは、
上司に、「会議で笑うな」と叱られました。
けれど、無意識だったんです。
きっと、自信のなさが
そうさせていたんですね。
上司に言われて、意識してみたら、
おかしくもないのに、
笑いながら話していたことに気づきました。
朝礼で発表するとき、
お客様に提案するとき、
セミナーで前に立つときは、
いつも「人」という字を
手のひらに書いて、のみ込んでいましたよ。
落ち着くための
おまじないです^^
この他に、失敗談もいろいろありますが、
これらの経験があったからこそ、
コミュニケーションについて学び、
伝え方や言葉が大事だということに
気づいたんですよね。
今では、注意してくれた
先輩、上司に感謝しています。
もしかしたら、あなたの悩みは、
もっと深いかもしれません。
「人前で話すことが苦手で、
プレッシャーに弱いのは、
自分をよく見せようとしているからだ」
と言われて、
途方に暮れたこともあるかもしれません。
私の場合は、
コミュニケーションや伝え方を勉強し、
そのスキルがわかったおかげで、
それを実践して、克服できました。
でね、よかったのは、
スキルがわかったのはもちろんのこと、
スキルがわかったので、
「それを実践したらいいんだ」と思えたことでした。
それが安心になり、
気持ちが楽になったんですよね。
そして、相乗効果となって、
気持ちを楽にしながら実践できました。
あのね、
落ち着くと、だいぶ楽になるんですよ。
「何か話さなくては」
「ちゃんと話さなくては」
「すぐに受け答えをしないと」
「質問や指摘をされたら怖い」
「何か言われたらどうしよう」
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人前で話しているときは、
これらのことを考えながら
話していることが、よーくあります。
それが、逆に、
苦手意識とプレッシャーに輪をかけるのです。
でね、落ち着く方法としては、
私のように、先に
コミュニケーションや伝え方のスキルを知ることもよいですが、
まずは、自分で以下を意識してみてください。
1.話していて、間があくことに慣れる
→ 自分が思うほど、相手は沈黙の時間を
そう長くは感じていません。
沈黙の適度な間は、
相手にも気持ちのゆとりを与えます。
それが、話しやすい雰囲気づくりになるのです。
2.背筋を伸ばして、深呼吸をする
→ 焦っているとき、プレッシャーを感じているときは、
呼吸が浅くなっています。
呼吸は心理状態に影響しますので、
背筋を伸ばして、しっかり空気を吸い込んでくださいね。
3.話すスピードをおとす
→ 苦手なことをはやく終わらせたい気持ちから、
話すスピードが速くなることがあります。
これでは、自分も聴き手も緊張してしまいますね。
なので、話すスピードを少しおとして、
落ち着いて話してください。
「いつも早口なんです」と言う方も、
気持ち、ゆっくりめに話してくださいね。
でね、もしかしたら、
「ゆっくり話すと、相手がイライラするのがわかるんです」
と言われる方がいらっしゃるかもしれません。
それで、急いで話そうとするのかもしれませんね。
もし、そうであれば、相手は、
話のスピードが遅いことにイラついているのではなくて、
はやく結論が聞きたいのかもしれません。
なので、結論から話すなど、話の順番を変えたり、
相手に伝わりやすい話の構成を考えてくださいね。
☆私のコラムでは、
あなたがご自身でできる方法などを書いています。
橘佑佳の以前のコラムも読んでみてくださいね♪