私たちは変わることができる動物です。
「私はこういう人間で昔からそうなんです」という人は、過去に今の自分が奴隷化してるようなものです。
(私もまだまだそういう傾向がありますね(笑))
「変化とは日々死ぬことである」と、語った偉人もいます。
自分の生命のどこか一部を死なせることで、新しい力をよみがえらせていきます。
これが過去のコラムにも載せた、「古い考えや行動をあきらめる決心をする」ことです。
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決心して信じることが「行動の始まり」ですが、もちろん、その行動が間違っていることもあります。
それが分かった時点で、誤ったやり方から、また新しいやり方を「信じる気持ち」に代えて行動していけばいいのです。
そうすれば失敗したことが学習になり、成功へのプロセスになります。
いつまでもモヤモヤして苦しいやり方にしがみついて生き続けるより、よっぽど幸せな道のりです。
だから、半信半疑でも、弱い力でもいいから、信じて進むことによって、確信できるものが見つかり掴むことができるのです。
そうして、「信じられる自分」になったら、どれだけ幸せか。
自分で「自分の生き方が心からいい」と思える毎日だったら最強です!
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【例]】コロンブスの時代、世界は平らにできていると信じられていました。
海の果てまで航海すれば、最後には巨大な滝に落ちてしまうと思われていました。
(おそらく、不充分な装備で航海に出て行方不明になり帰ってこないケースがあったため、そう受け取られたのでしよう)
そんな時代にコロンブスが現れて、世界地図を書き換えたのです。
世界は平らだと考えられていた時代に、「私は世界が丸いと信じている。西に航海すれば東にたどり着けると信じている」と、コロンブスは言ったのです。
彼の「別の方向を信じる力」から始まった「行動」の積み重ねによって、地球上すべての人々の人生・世界観を変えたのでした…