友人のAさんが面白い話をしてくれました。
あるとき、お友達と話していたとき、
「Aちゃん、ピラミッドの作り方を説明していたのよ」
と、お友達からいわれたのだそうです。
Aさんは、自分がそんな話をした覚えがなく、
不思議そうにしていました。
Aさんが、知らないはずのピラミッドの作り方を話していたのは、
すごく不思議なことですが、
チャネリングなども含めて
超意識の世界ではよくある現象でもあります。
そこまで極端なことではなくても、
自分の現実と、他人の現実が違うということはよくあることです。
たとえば、ご主人に「ご飯食べる?」と声をかけたとき、
彼がお腹がすいてご飯が食べたいなと思っていたタイミングだったら、
「ありがとう」と喜ばれることですが、
すぐに終えなければならない仕事があったとしたら
「仕事の邪魔をされた」と思うかもしれません。
奥さんは、ご主人に対して、まごころで「ご飯たべる?」と
声をかけたかもしれないのに、ご主人の状況によって、
捉えられ方は違ってきたりします。
つまり、奥さんの現実と、ご主人の現実は、
同じ場面であるにもかかわらず、
展開されるストーリーはことごとく違うわけです。
このように、わたしたちは同じ現実を生きているつもりでも、
その人によって体験は様々です。
どんなに自分が気をつけていたとしても、
相手が自分が思うように思ってくれるとは限りません。
ですから、せめて自分の現実だけは、
自分にとって幸せなように受け取ってみませんか。
そして、いつも自分自身に嘘やごまかしがないように
シンプルにいたいと思うのです。
誰かのためにつく嘘やごまかしは、
意味がありません。
それによって、自分自身が損なわれてしまうからです。