とても孤独な気持ちを感じるとき、
わたしは、宇宙の中心で燦然と輝く太陽を思いだすようにしています。
きっと太陽には、他の星たちは見えないかもしれないと。
夜、空を見上げると、たくさんの星が輝いていますね。
朝になるころ、少しずつ姿を消していきますが、
わたしたちが、すっかり夜の景色を忘れてしまう真昼でさえも、
肉眼でとらえることができないだけで、無数の星たちが光り輝いています。
わたしたちは、強い光のなかでは、他の光をみることはできないのです。
わたしたちの本当の姿は、「ひかり」だと
『A Course in Miracles(奇跡のコース)』では教えます。
わたしたちは、「ひかり」の世界で見失った「愛」を体験するために、
「分離」を選択し、愛を体験しようとしているのだと。
「地上の星」というヒット曲がありますが、
あのうたのとおり、わたしはひとりひとりは、「地上の星」だと思うのです。
実際に、たくさんの方にお会いしていると、
そのひかりの美しさに癒され、感動します。
あなたが輝くとき、
夜明けに星を見失うときのように、
あなたは、不安な気持ちになるかもしれません。
あなたが少し元気のないときは、
夕暮れの一番星のように、
あなたが、まわりの親切に勇気づけられることもあるでしょう。
でもあなたは、どんなときも美しく輝くひかりのかけらであり、
まわりのひかりが見えないときは、
あなた自身が、ひときわ明るく輝いているときかもしれません。
そして、そんなあなたのひかりは、
誰かの一番星なのかもしれないのです。