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やりたいことがわからなくなってしまった時の対処法
2022/04/23 生活

「やりたいことが、わからない」

「ワクワクがわからない」

 

これ、つい最近の私のことです。

 

実は最近コロナになってしまい

2週間ほど自宅隔離をしなければならない状況になってしまいました。

 

楽しみにしていた大事な予定も

泣く泣く断らなければならない状況になり(ホントに大泣きしたw)

 

気がつくと、心が塞ぎ込んでしまい

落ち込んでいました。

 

本を読んでも、頭にはいってこない

SNSやコンテンツを見てもつまらない

映画も最後までみれない

 

あれ、わたしって何がしたいんだっけ?

という状態になってしまった私が

 

今回どのように心を復活させていったかをお伝えします。




1.話す

 

勉強のためにアートセラピーの先生と、毎日15分ずつ報告の時間を設けているのですが、

一日の中にその時間があるだけで、心の支えとなりました。

やはり、「安心して話せる人がいる」「気持ちをわかってもらえる」という状況は、

精神の安定につながるのだと、改めて強く感じました。



2.書く

 

モヤモヤとした気持ちを、自己分析するために

ノートに自分の気持をひたすら書くということをしていました。

ポイントは「書きたい時にだけ書く」ということ。

本当に一言だけ書く、というようなこともありました。

別に見返したりもしないですし、とにかくその時の感情を転記して

ノートに「置いてくる」ような気持ちで書きました。

なので、「モヤモヤモヤモヤ」などと、文章になってないものも多いです。

けれども、「書く」という作業は不思議と心を落ち着かせる作用があります。



3.五感をつかう

 

これも意識してやったことです。ワクワクを感じない。ということは、

感情センサーがうまく働いていない状態です。

辛い、苦しい、悲しい、寂しい。

あまりにも嫌なことが続く時、

心を守るために感情を感じにくくなるのです。

 

これは、心の防衛反応なので、誰にでも起こりうることです。

 

センサーがうまく機能していない状態なので、

わざと大げさに、五感を使うということをしました。

 

説明が一番簡単なので

「食べる」ということで説明します。

 

例えば、「食べる」とき

味覚(あじ)はもちろんのこと、

触覚(舌触り、歯触り)

嗅覚(におい)

聴覚(サクサクという音など)

視覚(目で楽しむ)

 

など、いろんな感じ方があるわけです。

 

それを、一つずつ味わっていく。というやり方です。

五感の一つひとつに集中するために、2つのポイントがあります。

 

1つ目は、「ながら食べ」は極力避けます。

そして、2つめのポイントは「視覚」を遮断することです。

 

食べ物を口に運んだら、

まず目を閉じてみる。

 

そうすると、味がより強く感じるのです。

その一つひとつを噛み締めながら、言葉にしていく。

 

そうすると、驚くほど刺激を強く感じるのです。

 

噛むたびに変わっていく食感や、よく噛むことで得られる味わい。

 

噛んでいるときの音も、よく聞くと面白いです。

最近ではASMR(おいしい音)の動画も流行っていますが、

ザクザク、サクサク、パリパリなど、口の中でこんな音がするんだ。

と感じます。

 

「匂い」も意外と忘れがちなので意識して嗅いでみましょう。

わたしはコーヒーを飲んだ時にやりましたが、

目を閉じて感じてみると、

「このコーヒー、こんな香りだったんだ!」と、

いかに普段五感をつかっていないのか。

ということを改めて感じました。

 

もちろん、「食べる」以外でも

日常の動作の中で五感をフルに使って「感じる」ということをやっていきます。

 

このように、今回、私の場合は主に「話す」「書く」「五感を使う」という3つの方法を使い、少しずつ自分の感覚を取り戻していきました。

 

人間なので、絶対に「落ち込まない」ということは不可能に近いと思います。

 

一度落ち込んでしまうと、なかなか元に戻るのも難しいかもしれません。

でも、一度いくつかの方法を試してみて、自分の回復方法を知っておくことで、

次に落ち込んだときの対策になります。

 

今回ご紹介した方法は、誰にでもできる方法だと思うので、

自分なりの回復方法がわからない。という方は、ぜひ、試してみてください。

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大塚佳世

わたしはHSPでエンパス体質です。その性質を知るまで、人間関係やコミュニケーションで、たくさん失敗し、苦しい思いをしてきました。何年もかけて自分らしさを探してきましたが、わたしはどちらかというと、自分発信で何かをするより、人のサポートをするのが得意だという事がわかりました。これまでの経験の中で編み出した、HSPならではのお困りごとに対するの対処法や自分と向き合うコツをお伝えしています。ご自身の考え... >>続きを読む

 

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