命をいただきます  | メディア|人生をよりよく生きるためのサイト ボトルボイス

 
検索
Share..
 
  ロゴ スマホ検索ボタン
ロゴ お問い合わせ カウンセリング コラム
ローディング スマホメニュー背景1 スマホメニュー背景2 PCメニュー背景
 
命をいただきます 
2022/03/09 生活

『近年の子どもたちは、スーパーで売っている「切り身」が、魚そのものだと思っていました』

なんて、笑い話を耳にしたことはありませんか。

 

私たちは奪われた命の意味も考えず、毎日、肉や魚を食べています。  

 

命を「解く」仕事をする人々、食肉解体業に携わる人々のことを深く考えたりはしません。

(※私たちが気にも止めないこと、そして見えにくい環境下によって、非人道的な「食肉の流通」が増えてしまうのかもしれません…)

 

とにもかくにも、私たちは普段、直接手を汚すことなく食事ができます。

 

生物の命を奪っている現実の闇を見ずに、苦しみも悲しみも知らずに、肉を食べることができます。

そういう環境下で生かされて、今の私たちが存在するのです。

 

 

=================

【日本人の食事の時の挨拶】

 

『(命を)いただきます』

『(命を)ごちそうさまでした』

 

そう言って、手と手を合わせてから、ご飯を食べる。

誇るべき日本人の大切な風習の一つです。

 

 

🔵生き物を殺して、その命をいただくことに感謝すること。

 

🔵食材である肉や魚、野菜などすべての「いのち」に感謝すること。

 

🔵調理してくれた人、一度の食事のために奔走してくれた全ての人たちに感謝すること。

 

🔵また食事を共にできる家族や友人に感謝すること。

 

など、様々な感謝の意味があります。

(※地域によって作法の違いはあり。また、神様へのお供えをいただくことが語源とされるなど諸説あり。)

 

 

 

私はプロフィールに記載しているとおり、摂食障害者です。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「摂食障害」とは 食事の量や食べ方など、食事に関連した行動の異常が続き、体重や体型のとらえ方などを中心に、心と体の両方に影響が及ぶ病気です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

私はそのような病気であるが故に、多くの食べ物を粗末にしているのかもしれません。

 

 

=================

注)摂食障害者の方がそのようなことで、自分を責めないように願います。

 

私ははじめ、「過食をしているから自分のことが嫌い」なのだと思っていました。

しかし、実は逆で、「自分のことが嫌いで、自分の存在を認められないから、心の穴を埋めるように過食してしまう」のだと気が付きました。

 

風邪をひいた人が咳をしてしまうのと同様に、摂食障害者が正常な食し方ができないのは、病気の症状です。

 

だから、決して罪深い食べ方をしても、自分を責めないようにしてほしいと願います。

=================

 

 

ただ、摂食障害の回復に努める私だからこそ、「食への感謝」を人一倍、大切にしたいと思います。

 

 

食べ過ぎてしまう日があったとしても…

 

『いただきます』

『ごちそうさまでした』

 

そう言って、手を合わせて食べる日本の伝統文化を忘れないようにしたいです。

 

 

【参考動画】

公式 絵本読み聞かせ いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日/原案:坂本義喜 作:内田美智子 絵:魚戸おさむとゆかいななかまたち(講談社の創作絵本)

この記事を書いた人
藤原秀博の画像
藤原秀博

1977年生まれ、神奈川県横須賀市出身。X JAPANのギタリスト故HIDEと同じ小学校在学。学生時代にイジメ・集団暴行を受けて対人恐怖症になり、不登校・ひきこもりへ。過去に最高体重128キロ、4ヶ月で40キロのダイエットをした事により摂食障害にもなる。障害者スポーツの指導員·カジノのディーラー·探偵業などの経歴を持つ。現在は会社員をしながら、ピアカウンセラーとしてトラウマ・機能不全家族・ひきこも... >>続きを読む

 

現在31名のプロフェッショナルの
カウンセラーが登録されてます。

詳細を見る

コラムカテゴリー

 
命をいただきます 
命をいただきます 

2022/03/09 生活