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あなただけの星をみつけよう
2022/03/10 生活

空気が澄んでいる季節は、星がきれいですね。

北極や南極では、一日中、太陽が沈まない「白夜」の反対で、一日中、日が上らない「極夜」という時期があります。
この時期に南極観測に残る各国の隊員は、それぞれの基地を訪問してパーティーをしたり、気分が沈まない工夫をするのだときいたことがあります。
ひかりを浴びる時間が少なく時期に気分が沈む「冬季うつ」と呼ばれる症状には、光をたくさん浴びる治療もあるそうです。

わたし自身も、光を補い、気分を上げることに賛成ですが、いつものように森を歩いているとき、浮かんだビジョンは違いました。

目にみえるものは、光があるからみえますが、真っ暗やみではみえません。
みえるもの、というのは、建物であったり、身体であったり、表情であったり。
宝石であったり、お金であったりするかもしれません。

そしてそれらは、わたしたちの生活を豊かにし、安心を与えてくれています。

でも、それらはまた、「目にみえる」ということが、ひかりの反射の知覚であることからもわかるように
有限であり、またいずれなくなる運命でもあるということでもあるのです。

光がどんどん弱まって、闇に包まれたとき、わたしたちは、頼りにしていた物質の世界のあらゆるものを見失います。

それはわたしたちに、「ある」ものですら、「ない」という不安に陥らせてしまうこともあるでしょう。

でも、その真っ暗やみの中で、不安を遠ざけ、心静かに待っていると、自分の中には、ちゃんとひかりがあるのがわかりました。

それは、わたしの中にいつもありつづけたひかりであり、外の世界がまぶしすぎてみえなかっただけで、
生まれたときから、もしかしたら、生まれるまえからずっと、わたしとともにあるひとつの星でした。

そして、目にみえるものをすべて失った真っ暗やみのなかに、ひとの数だけ、それはありました。

空から眺めてみてみたら、地球は、美しい夜空のように、それぞれのみたまの光がきらきらと輝いていました。

どんなときにも、何が起こっても、わたしたちのなかには、いのちの星が輝いています。

家や宝石、あるいは愛する人。
美しいもの、愛おしいもの、便利なものは、わたしたちを楽しませ、豊かにしてくれています。

でも、それは永遠に「ある」ものではなくて、いつか、もしくは突然に、失うものでもあります。

それほど脆い存在であるにもかかわらず、わたしたちの心の奥に芽生える恐れは、それらを当てにし、執着してしまったりするのです。

ひかりのエネルギーの少ないこの時期、気づくことは難しくても、たしかに輝いている真昼の星のようなわたしたちのうちにある、わたしの星に目を向けるチャンスです。

目を閉じて、そっと、「なにもない」時間を恐れを持たずに、味わってみてください。

そして、その漆黒のやみの中を、ただ静かに、安心して眺めてみてほしいのです。
あなたの中にある、あなただけの星が輝きはじめるまで。

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Yuriel

〜 魂のテーマをナビゲート 〜 ☆「癒すこと」が目的でないホリスティックカウンセリング&スピリチュアルコーチング☆ A Course in Miracles(奇跡のコース)をベースにした、 超意識を活用したカウンセリングをしています。 ある時期には、電話占いサイトを中心にスピリチュアルカウンセラーとして 4年でのべ5000人以上のスピリチュアルリーディングをさせていただき、い... >>続きを読む

 

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