みなさんは、「邪気が付いている」と感じたことはありませんか?
なんとなく、何かが肩や頭の上に乗っているような嫌な重さを感じて、
肩こりや頭痛がしたり、
人から嫌な言葉を浴びせられて、身体が重たく感じたり、
すれ違った人から嫌な感じを受けてしまったように感じたり、
神社やお寺に行ってお祓いを受けたいと思うけど、
どうやって依頼していいか、わからないし、
気のせいかもしれないし、でも気持ち悪い。
このように、感じたことが無い。という人は、ほとんど居ないと思います。
対処法が解らないし、月日が経つうちに、なんとなく、大丈夫になってしまうため、
やり過ごして気にならなくなる。という感じではないでしょうか?
みなさんは「盛り塩」というのを知っていますか?
「盛り塩」とは、塩を白いお皿に盛って、玄関先などに置いておくというものです。
家の入口に「盛り塩」をすると、厄除け、魔除けの効果があり、
その場が清められるとされています。
一般家庭で「盛り塩」をするところは減っていますが、大工さんなどの職人さんや、
お客様商売のお店では「盛り塩」をされているところも、まだ多く見られますね。
お相撲で力士が土俵に、あら塩を豪快に、まくのも、
土俵を清めるという意味を含んでいます。
古くは中国から渡ってきたとされてる「盛り塩」ですが、
昔の日本には強い霊能力を持った人が居て、
その場が清らかか、穢れ(けがれ)ているかを感じて、
海のパワーを凝縮した、あら塩で清めることで、場を清めたとされています。
そういう強い霊力を持った人から教わったり、
マネるようにして「盛り塩」が広まって、
日本人は、あら塩で清めることを実践してきたんです。
お葬式の帰りに、お清めとして、お塩を渡すのは日本のみの風習で、
亡くなった方が付いてこないように、お祓いするということではなく、
亡くなった方の周りに集まってくる、邪気をお祓いするというものです。
神事、仏事で、場を清めたり、お祓いするために、
重要な役割を持ったあら塩を、
いまでは誰でも手軽に、低価格で手に入れることが出来る時代です。
塩浴のすすめでも、ご紹介したように、あら塩を水にひたしてトロトロになったもので、
身体や髪を洗うことで、汚れのみを洗い流し、必要な潤いは残すことが出来ます。
また、お清めや、お祓いの効果もある、あら塩ですから、邪気などの重たい空気も、
塩浴をすることで祓い清めてくれます。
昔の人は、海水浴をすると病気をしない。と子供の健康を願って海水浴をさせたものです。
海のパワーを凝縮した、あら塩には、海に近い生命エネルギーを高める働きも期待できます。
おしんこなど、漬け物には、あら塩は欠かせませんね。あら塩に含まれる塩分は、
血液中の塩分に最も近いとされており、夏の塩分補給に、おしんこは最適とされています。
パワーストーンも、かなりのブームで、
ブレスレットや原石などを持ち歩く人も増えていますね。
このパワーストーンは御守りの役目も果たしていることが多く、
邪気や穢れなどを、パワーストーンが吸収して、
疲れている状態になっていることが多いんです。
また指輪やネックレスなどアクセサリーも似たような働きがあり、
運気を上げるパワーもありますが、邪気などを吸収して疲れてしまうことがあります。
定期的に、邪気や穢れなどは浄化して、持っているパワーを正常化下していくと、
身に付けたときに、軽さや、爽やかな心地よさを感じたり、
純粋なパワーを感じやすくなります。
純粋なパワーを感じる力が身に付けば、穢れたところを避けることも出来るし、
パワーストーンやアクセサリーの浄化のタイミングも分かるようになります。
あら塩を囲むように置くか、あら塩の前に置くようにして、
1?2時間休ませてあげれば完了です。
お休み前に、置いて、朝まで休ませてあげても、いいですね。
方角に決まりはありませんが、日が昇ってくる東に置いて、
朝日を受けられると太陽のパワーも入ってきますのでいいかもしれませんね。
まず実践してみて、感じる力が高まったら、
自分なりの浄化スペースを見つけるのもいいと思いますよ。
あら塩の効果、是非試していただいて、自然の力を感じてみてください。
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