最近のあなた、上手くいっていますか?
うまく回転していて、やる事なす事万事順調、
順風満帆、向かうところ敵ナシ!
だとしたら、そのまま突き進んでください。
上手くいっているパターン、方法を変える必要などないでしょうし、
変えることは妨げにしかならないでしょう。
考え込んでしまうとか、明確にそうでないとするならば、
違った結果のためには、小さな変化が必要なのかもしれません。
ということも方法だと思います。
たとえば毎朝の通勤ルートの路線や、道路を変えてみるとします。
その結果って、いつもとおなじになるでしょうか?
時間は大して変わらないこともあるでしょう。
思いのほか早く着くこともあるし、
残念ながら遅刻してしまうこともあるかもしれません。
美味しそうなパン屋さんがあったり、
知り合いにバッタリ会ってしまったり、
知らないお店が新しくできていたり……
ルートを変えてみたとしたら、
時間もおなじ、景色もおなじ、すれ違う人もおなじ……
ということは考えにくいですよね。
きっとそういうことは無いはずです。
夜空に浮かぶ、静かに光る月。
私たちは月のことをどれだけ知っているでしょうか?
知っている方も、知らない方もいると思いますが、
地上から見上げる月とは、いつもおなじ顔しか見せてくれません。
いつも、月の表側です。
カニがいたり、ウサギがいたりするヤツですね。
おなじ表側でも、ライオンやロバに例えられる地域もあるそうです。
見上げられる月と、見上げる私たちが立つ地球。
この月と地球、お互いの自転や公転の関係で、
地球から見えることのできる部分とは59%ほどだそうです。
私たちが地球の上に立って、直接その裏を見ようとすることは、
いまのままでは困難です。
いつか有人飛行で観光できるようになったら、
メジャーな観光コースの1つになったりして、
私たちが直接に目で見て楽しむ。
そんな未来も訪れるのかもしれませんね。
私たちが頭を悩ませて
「どうにかしなければいけない」
と解決を求める問題やトラブルというものも、
月を見ることと同じようなものではないでしょうか?
私たちは、一生懸命に「なんとかしよう」と努力すれば努力するほど、
自分の頭をフル回転させて、絞りだして考えます。
それが「あなたらしさ」といえばその通りですが、
自分の視点で観察し、自分の中で出した答えです。
性格やパターンもそうでしょう。
いつも同じ失敗をする、いつも同じ評価を受ける、
いつも「○○な性格だね」と言われる……
では、それ以外の可能性とは存在しないのでしょうか?
もっと別の見方、ほかの選択肢、ちがう方向性、
思わぬリスク、ビックリするようなメリット……
月で言うならば、裏側に見えるモノ。
おなじ模様を見ても、そこに見立てる模様は
ウサギにカニにライオンにロバに……様々です。
・カフェやレストランで、たまたま聞こえてしまった隣の話。
>そんな方法よりも、○○線に乗ったら一番早いのになぁ
>その美味しかったメニュー、ライバル店のだから、A店では食べられないよ
>君はそう思っているかもしれないけど、お母さんの意見の方が正解だよ
そうツッコミたくなったことはありませんか?
・ことわざから、「3人寄れば文殊の知恵」
・地上で見ても何の意味もない?ナスカの地上絵
・推理小説、サスペンスドラマの犯人
・種も仕掛けもある???手品やマジックショー
自分の目に見えているもの、感じる世界、思考とは、
思ったよりも小さな世界なのかもしれません。
ましてや上手くいかなくて辛かったり、苦しかったり、
すぐになんとかしようと焦っていたり、あきらめはじめているようなときは、
カラダにも影響があったり、ココロの余裕もないことが多く、
なおさら「小さな世界に閉じこもっている」のではないでしょうか。
地上では表側しか見上げることのできない月も、
いまではその裏側を衛星の写真などでみることができます。
パッと見はちょっと気持ち悪い感じに?見えます。
おっと、これは私の視点ということですね。
( すぐに見つかりますので、ぜひ調べてみてください! )
「いままでと違う未来のつくり方を試してみる」とは、
こうした別の視点、ほかのやり方などを取り入れることではないかと思います。
相談する、学ぶ、マネする、辞める、新しくはじめる、
対話する、時間を掛ける、とりあえずやってみる、決断する……
その方法は、人により様々でしょう。
そうすることであなたに見えない裏側を見えるようにしてみる……
そうしていくうちに、だんだんと実際に裏側を見ることも、
いつかは可能になるかもしれません。
解決や未来を求める、そのルートを変える。
そのことによって、時間が変わるかもしれない。
新しく見えるモノも、あるかもしれない。
気づかなかったことに気づくことも、あるかもしれない。
いつもとおなじことは、おそらくおなじ結果になるでしょう。
いつもと違うことは、違う結果になることもあるのではないでしょうか?