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いまを変えるためには、違うやり方が必要かもしれないということ
2016/06/22 仕事

いまを変えるためには、違うやり方が必要かもしれないということ

 

 

最近のあなた、上手くいっていますか?

 

うまく回転していて、やる事なす事万事順調、

順風満帆、向かうところ敵ナシ!

 

だとしたら、そのまま突き進んでください。

 

上手くいっているパターン、方法を変える必要などないでしょうし、

変えることは妨げにしかならないでしょう。

 

考え込んでしまうとか、明確にそうでないとするならば、

違った結果のためには、小さな変化が必要なのかもしれません。

 

 

いまと違う状況をつくり出すためには、

「いままでと違う未来のつくり方を試してみる」

ということも方法だと思います。

 

 

たとえば毎朝の通勤ルートの路線や、道路を変えてみるとします。

その結果って、いつもとおなじになるでしょうか?

 

 

時間は大して変わらないこともあるでしょう。

 

思いのほか早く着くこともあるし、

残念ながら遅刻してしまうこともあるかもしれません。

 

美味しそうなパン屋さんがあったり、

知り合いにバッタリ会ってしまったり、

知らないお店が新しくできていたり……

 

 

ルートを変えてみたとしたら、

時間もおなじ、景色もおなじ、すれ違う人もおなじ……

ということは考えにくいですよね。

 

きっとそういうことは無いはずです。

 

 

満月

 

 

夜空に浮かぶ、静かに光る月。

私たちは月のことをどれだけ知っているでしょうか?

 

知っている方も、知らない方もいると思いますが、

地上から見上げる月とは、いつもおなじ顔しか見せてくれません。

 

いつも、月の表側です。

カニがいたり、ウサギがいたりするヤツですね。

 

おなじ表側でも、ライオンやロバに例えられる地域もあるそうです。

 

 

見上げられる月と、見上げる私たちが立つ地球。

 

この月と地球、お互いの自転や公転の関係で、

地球から見えることのできる部分とは59%ほどだそうです。

 

 

私たちが地球の上に立って、直接その裏を見ようとすることは、

いまのままでは困難です。

 

いつか有人飛行で観光できるようになったら、

メジャーな観光コースの1つになったりして、

私たちが直接に目で見て楽しむ。

 

そんな未来も訪れるのかもしれませんね。

 

 

オフィスビル

 

 

私たちが頭を悩ませて

「どうにかしなければいけない」

 

と解決を求める問題やトラブルというものも、

月を見ることと同じようなものではないでしょうか?

 

 

私たちは、一生懸命に「なんとかしよう」と努力すれば努力するほど、

自分の頭をフル回転させて、絞りだして考えます。

 

そうして出てくる答えとは、いつも自分で考えた自分の答えです。

 

それが「あなたらしさ」といえばその通りですが、

自分の視点で観察し、自分の中で出した答えです。

 

 

性格やパターンもそうでしょう。

 

いつも同じ失敗をする、いつも同じ評価を受ける、

いつも「○○な性格だね」と言われる……

 

 

では、それ以外の可能性とは存在しないのでしょうか?

 

 

もっと別の見方、ほかの選択肢、ちがう方向性、

思わぬリスク、ビックリするようなメリット……

 

月で言うならば、裏側に見えるモノ。

 

おなじ模様を見ても、そこに見立てる模様は

ウサギにカニにライオンにロバに……様々です。

 

 

・カフェやレストランで、たまたま聞こえてしまった隣の話。

 

>そんな方法よりも、○○線に乗ったら一番早いのになぁ

 

>その美味しかったメニュー、ライバル店のだから、A店では食べられないよ

 

>君はそう思っているかもしれないけど、お母さんの意見の方が正解だよ

 

そうツッコミたくなったことはありませんか?

 

 

・ことわざから、「3人寄れば文殊の知恵」

・地上で見ても何の意味もない?ナスカの地上絵

・推理小説、サスペンスドラマの犯人

・種も仕掛けもある???手品やマジックショー

 

 

自分の目に見えているもの、感じる世界、思考とは、

思ったよりも小さな世界なのかもしれません。

 

 

 町並み

 

 

ましてや上手くいかなくて辛かったり、苦しかったり、

すぐになんとかしようと焦っていたり、あきらめはじめているようなときは、

 

カラダにも影響があったり、ココロの余裕もないことが多く、

なおさら「小さな世界に閉じこもっている」のではないでしょうか。

 

 

地上では表側しか見上げることのできない月も、

いまではその裏側を衛星の写真などでみることができます。

 

パッと見はちょっと気持ち悪い感じに?見えます。

 

 

おっと、これは私の視点ということですね。

( すぐに見つかりますので、ぜひ調べてみてください! )

 

 

「いままでと違う未来のつくり方を試してみる」とは、

こうした別の視点、ほかのやり方などを取り入れることではないかと思います。

 

相談する、学ぶ、マネする、辞める、新しくはじめる、

対話する、時間を掛ける、とりあえずやってみる、決断する……

 

その方法は、人により様々でしょう。

 

 

そうすることであなたに見えない裏側を見えるようにしてみる……

そうしていくうちに、だんだんと実際に裏側を見ることも、

いつかは可能になるかもしれません。

 

 

解決や未来を求める、そのルートを変える。

そのことによって、時間が変わるかもしれない。

 

新しく見えるモノも、あるかもしれない。

気づかなかったことに気づくことも、あるかもしれない。

 

 

いつもとおなじことは、おそらくおなじ結果になるでしょう。

いつもと違うことは、違う結果になることもあるのではないでしょうか?

 

 

飯野哲夫

 

コーチ 産業カウンセラー 飯野哲夫

 

 

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