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うつ病(パニック障害)を発症するまでの経緯と今だから思うこと
2016/06/22 生活

うつ病(パニック障害)を発症するまでの経緯

 

私は生まれつきの腎臓病患者です。

5歳の頃から血液透析をしています。
幼い頃より、家族と離れ、病院で暮らしました。徹底された水分、塩分管理をされました。
また、遠くに病院があったため、洗濯等は自分で洗濯板を使いやりました。

回りの友達は両親や片親が病院の近くに引っ越し等をしていましたが、

私の家庭では仕事があり、両親に会えるのは日曜日だけでした。

 

私は幼い頃にあまり、回りの大人に頼りませんでした。寂しかったけど強くならなきゃいけない!という思いが強かったのだと思います。

 

 

無事卒業し、大手製薬会社に入社する事が出来ました。

 

入社する前に人事の担当者さんにくれぐれも病気の配慮をお願いしたにも関わらず、

配慮はなく、挙げ句の果てには貴方は病気に甘えているとまで言われ、窓際まで移動させられ、毎日が暗く、辛い日々でした。

 

透析もあり、心身疲労で帰宅するとたまたま見ていた職場の上司に、「犬上、夜遊びするなら休むな」と言われ、

段々にストレスがたまっていき、ある時、食料の買い出しをしにスーパーに行った時、

凄い不安感と動悸が襲ってきました。私は急いで車で休憩を取り、その時は収まったのですが、

日に日に症状は悪化し、とうとうかかりつけの病院に入院しました。

そこで出された答えがうつ病(パニック障害)でした。

 

 

 

今になって思うこと

 

大人になって企業に入った時に怒られたのは期待されていた証では?と今になって思います。その時の上司は、鉄は暑い内に打てと言う考え方であり、常々言っていました。

当時の私は、それはそうだけれども、でも、と自分に言い訳をしていた気もします。

職場環境や、色んな事が重なり、うつ病になってしまいました。

自分はストレスにはタフな方だとタカをくくっていたのが悪かったのでしょう。

 

上司が私のために思って言っていたことと私ができることのミスマッチがあった時に、

キチンとコミュニケーションをとって、説明をすべきでした。

上司は腎臓病について知識があるわけでもないですし、病気を理由に甘えていると映ったかも知れません。

また本当に私が甘えている部分があったかも知れません。

 

いずれにせよ。私が持っている情報はお伝えした上で、判断を仰ぐべきでした。

 

怒られるのが怖くて黙っていると、状況が理解できず、ますます状況は悪化しますよね?

 

退職後、田舎に帰り休養してカウンセラーの道を志しました。

もしかしたら過去の自分と同じようなことで悩んでいる人がいるかもしれないと思い

日々活動しています。

皆様のお役にたてれば幸いです。

 

 

上級心理カウンセラー 犬上佳政 

 

現在31名のプロフェッショナルの
カウンセラーが登録されてます。

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