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何を言ってるかわからない
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これは、私が会社員時代に
言われたことです。
けれど、自分でもそう感じていました。
話しながら、
「私、何を言ってるんだろう?」と
自分でわからなくなることがありましたからね。
それでも、学生の頃は、
同級生と話すことが多かったので、
「何を言ってるかわからない」
なーんて言われることはなかったのですが、
社会人になると、上司から
ハッキリ言われました!
けれど、それはありがたいことでした。
なぜなら、言われたことで、
「どうしたらいいんだろう?」と
真剣に考えることができたからです。
そこで、私は
何をしたのかと言うと、
「伝える」と「伝わる」方法について学んだんです。
コミュニケーションについても学びましたね。
それで、わかったんです!
なぜ、相手に伝わらなかったのかということが・・・
それでは、私の経験と学びから、
「伝える」と「伝わる」の
大切なことを2つお伝えします。
まず一つ目は、
「最初に相手の思考を引きつける」
ということです。
例えば、
質問をしたいのなら、
「〇〇について質問させていただきたいのですが」
と最初に言う。
連絡事項なら、
「ご連絡ですが」
と最初に言うということです。
相手に、どういう聞く耳をもってほしいのかを
伝えるんです。
それによって、相手の思考が、
質問を聞いて答えようとする思考、
連絡事項を聞こうとする思考に変わります。
あのね、
あなたは、質問をしよう、連絡事項を伝えようと
考えていて、話し始めるからいいのですが、
相手は別のことをしていて、別のことを考えています。
それなのに、いきなり要件も言わずに、
内容を話し始めても、
「えっ?なんのこと?」となって、
第一声から聞いてもらえません。
これは、ついさっき話していたことと
同じ話をするときも同様です。
あなたは、
「ついさっき話してたんだから、わかるはず」と
思うかもしれませんが、
相手は、もう別のことを考えています。
なので、
「先ほどお話しした〇〇の件ですが」
と、前置きして、
相手の思考をさっき話していたことに
引きつけるといいですよ。
人に話そうとするとき、
伝えようとするときは、
まず、何を言おうとしているのかの前提を
最初に伝えてくださいね。
そして、2つ目です!
2つ目は、
何を言おうとしているのかの前提を伝えた後の
話の順番です。
どういう順番かというと、
結論(質問の場合は、質問)
↓
その理由や根拠。事実関係。伝えようとしている背景など
↓
結論
です。
仕事ではくれぐれも、
あなたが言いたいことの順番、
頭の中にある順番で
話さないようにしてくださいね。
☆私のコラムでは、
あなたがご自身でできる方法などを書いています。
橘佑佳の以前のコラムも読んでみてくださいね♪