誰もが赤ちゃんだった頃があって、
幼稚園生になり、小学生、中学生、高校生になり、社会人になったり、結婚して誰かの親になったり‥
こんな風にして必ず子供時代を過ごしてから大人になっていると思います。
子供時代の育った環境や子供時代の経験・感情は一人一人違っていて、感じ方も受け止め方もそれぞれ違うはずです。
その中で良い経験も悪い経験も全部含めて、
その過程があって今の自分がいるんですよね。
もしかしたら、
辛い子供時代を過ごしてきたかもしれない。
寂しさでいっぱいだった子供時代だったかもしれない。
そんな人生の自分だけのドラマがあって、
良くも悪くも今の自分が成り立っているんです。
私も子育てで凄く悩んでしまった時期がありました。
子供との接し方が分からなくて、いつも悩んでいました。
そんな時、子供の頃を思い出しました。
関わり方が分からないのは、
私自身が子供の頃に母と関わっていた時間が少なかったからなのかな‥
私が困っている時、母がどのようにしてくれたのか記憶がないから分からない‥
だからなのかな〜っと。
私がこんな風に悩んだりしてしまう背景には、必ずしも子供時代の生い立ちがあるからなのだと思います。
そして、子供の頃の自分は、一生の自分の中でのベースになります。
だからこそ、このベースは不安定なものであってはならないのです。
子供時代が不安定だと、いつか心のコップの水が溢れだしてしまいます。
安定した子供時代を送っていると、心のコップが溢れてしまう前に、
母親や関わってくれている大人達が話を聴いたり、素直な感情を受け止めてくれるので、
コップから水が溢れてしまう事はないのです。
本当は皆、そのベースが安定した物であって欲しい‥
そう願う一方で、ベースが不安定な物である人がたくさんいるのも事実‥
このベースが不安定だと、
時には悩みや苦しみに変わってひょっこり顔を出してしまいます。
不安定なベースを安定したものに治してあげる事で、しっかりとしたベースになります。
そうする事でこれからの長い長い人生の中で。
生きやすさや幸せに感じる事が、どんどん増えていくんではないかと感じています♪