先日ある方に、いつも統一感のあるファッションですね?
と声をかけたら、上から下まで(靴も)同じ服で、
黒のものを6着以上持っていると驚きの答えが。
お気に入りを集めて着回すそうです。
「色違いを買うことはあっても、同じ色をそこまで集めたことはありません。
スゴいこだわりですね。」
なんて、感心してしまいました。
前回は、「日常は好きと自信に集まる?クローゼットの一考察?」
ということで書いてみました。
この方ほどではなくても、だれでも集まっていくものだと思うんです。
ですが、「そうは思わない人」もいるかもしれません。
いまの仕事は好きじゃない。
いまの仕事は自信がない。
家事は好きじゃない。
家事は自信がない。
だから、そうは思わない。
そうですね、では、
好きなものばかり集まるわけではない。
苦手やイヤだというものとも付き合わなければいけない
という方のために1つ書いてみましょう。
私達は嫌いなもの、自信のないものにことばを与えます。
苦手とか、向いていない、などです。
そうすると、遠ざけます。
営業はできない、だから応募しない。
デスクワークなんてじっとしていられない、だから嫌だ。
回避行動をとって、その職種を選ばないとなります。
よって、ある人は営業はダメ、
ある人は事務なんてとてもとても、となります。
遠ざかっていれば安全です。
ところが、世の中には人事異動とか、あるそうです。
やってみたら、営業じゃないか!とか、
フラットだったのに嫌いになった、自信なくなった、
そういうこともありますよね。
目を背けたくなると、苦手と感じて行きたくなくなったりします。
腰が引けてくるんです。
そうすると、ボールにバットは当たらないし、
バランスを失って一歩目がでなくなってしまう。
悪いパターンですね。
…
……
では、どうしましょうか?
もっと具体的にしてみましょう。
といっても失敗を具体的にする必要はありませんので安心してください。
そして、評価なり採点なりしてみるのです。
営業だったらこんな感じかな?
・新規開拓
・既存顧客維持
・プレゼン、商談
・資料作成、見積もり作成
・社内コミュニケーション
(報連相)
・社外コミュニケーション
(電話、メール、話題づくり、接待)
・商品理解
(周辺法律やスキル、必要資格等)
・請求、集金
一口に営業と言っても、その中身はそれぞれ違います。
また、新規がメインだったり、内容のいくつかは別部署だったりするかもしれませんね。
( )内の電話やメールは別項目かもしれません。
電話が苦手なのでメールで、メールが苦手なので電話、そういう方もいます。
こうやって上げてみると、全部イヤ、ダメ、そういう人はいないと思います。
(もしそうなら、無理なことにしがみついているのでは?)
「あ、結構できてること多いな」って人がほとんどです。
まず、そう思えればホッとして、落ち着くことができます。
これは大きなメリットです。
で、落ち着いて考えると
・あの上司が絡むとイヤなんだ
・初めて会うのは苦手だ
・書類作成で引っ掛かってる
・etc.
わかりやすくなります。
上司に会うのがイヤだとすれば、メールや書面で報告できないか?
逆に上司のコミュニケーションを研究して逆手に取れないか?
初めて会うことが苦手なら、同僚に頼んでみる。
「2人で行くと相手も軽く扱わないから、日を合わせて開拓しないか?」
書類作成で引っ掛かるなら、
同僚が苦手な別業務で交換できないか掛け合う。
他には、過去の資料を少し変えて出せないか?
事務方に貢物という名のお菓子を持って行くことも重要かもしれません。
…
……
漠然とした大きなもの、なんかイヤだなー、自信がない。
そういったことはそのままでは扱いにくいので、
交通整理をしてみるのです。
信号が無かったり、歩道や車道が一緒だったり、
左側なのに対向車が来たりしたら、怖くて動けません。
だから、分けてみます。
そのために、書いて、書いたものを見てみます。
すると、信号がついたり、交通ルールができてきたりするのです。
もれなくダブりなくといった細かいことは気にする必要はありません。
できてることがダブって書いてあったら、楽しいですしね。
要素に分けることがむずかしい場合は、1日の行動でもイイですね。
・通勤
・朝礼
・メールチェック
・発注&詳細確認
・社内会議書類作成
・ランチ休憩
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・退社
朝礼の声出しや発表が苦手
お昼にお局さまと離れて気分転換できれば、なんとかなるかも?
何かにトライすることで、変えたい。
これからをより良くしていきたい。
飯野がお届けするサービスとは、こうしたことのサポートです。
未来へ続く、あなたの明日の一歩のために……