あなたが今、着ている服は、誰がつくったのか?
あなたが今、食べている魚は、誰がとってきたのか?
あなたが毎日、使っているシャワーは、誰がとりつけたのか?
働くとは、モノを積み上げることではなく、他者に奉仕することです。
蓄積ではなく、貢献なのです。
働くとは、行為者ではなく「行為」です。
つまり、「働くという行為」そのものが報酬なのです。
働くとは、生きる糧を得るとともに、自分を磨く最高のトレーニングです。
トレーニングを楽しみながら、お金がもらえるなんて、こんな素晴らしい行為は他にはありません。
私たちの勇気を育て、人間として成長させてくれるものは、仕事をおいて他にはありません。
仕事というものがなければ、人生は、ただ単に退屈なものになってしまいます。
南の島で美しい海を見ながらワインを飲む生活は、三日で飽きるでしょう。
仕事というものは、人間の社会の中に、ひとつの居場所を確保してくれます。
机上の知識は、畳水練と同じです。
経験に勝るものはありません。