あなたが部下のやる気を引き出すとき、
どんな言葉をかけていますか?
自分の経験を語ることで、
どうやって苦労を乗り越えてきたか、
こうすれば頑張れる、など、
残念ながらあなたの部下は、
あなたを主語にした「頑張れ」というメッセージでは
やる気は引き出されません。
そうではなく、あなたが聞き手となって、
部下を主語にした話を聞きだしてみましょう。
例えば仕事の成功体験、
「何で受注が取れたのか?」
部下は自分の中で成功体験の元となるものに気づき、
自分の中で成功体験を再現することができるようになります。
5?6分のインタビューでも、かなり盛り上がってくると思います。
聞いているあなたも何だか嬉しくなってくると思います。
「脳は自他の区別がない」なんてことも
脳科学では言われているようで、
他人の成功体験を聞いているだけでも、
自分のことのように体が熱くなるのですね。
このヒーローインタビュー、慣れてきたらグループで行うことで、
それぞれの「ヒーロー体験」を共有することができ、
職場のみんなで盛り上がっていくことができます。
これを定期的に続けていくことで、
部下のやる気を引き出していくことができ、
職場の人間関係は確実に良くなっていくと思いますよ。
ぜひ、意識して実践してみてください。