人間は遊ぶときも、仕事のときも人によってモチベーションが異なります。
もちろん多くの方が人それぞれ興味の対象がことなっていて、喜びを感じるポイントが違うことは理解しているでしょう。
興味の対象と喜びを感じるポイントの掛け合わせは無限にありそうです。
ただし、大きく分類すると喜びを感じるポイントは6つに大別されます。
仕事の同僚や、上司、部下などタイプ別にコミュニケーションをとっていますでしょうか?
人は自分が大事だと思うポイントを強調して、コミュニケーションをとりますが、
そもそも相手のモチベーションに合わせたコミュニケーションの取り方が必要となります。
技術者やアーティスト、スポーツ選手や研究者などの多くが当てはまります。
やっていることが自体が楽しく、どちらかというとお金や役職は二の次となります。
自分がやりたいことを満足に実現できる環境があれば、
さらにモチベーションは維持されるでしょう。
このタイプの人には、やりたいことを実現する環境を整えるため、
またはより大きな舞台を用意するためにお金やスケジュールなどの重要性を話すことが必要です。
より英語がしゃべれるようになりたい。技術者として高いレベルに到達したい。
など仕事を通じて、自分自身が成長を感じられるとモチベーションがあがるタイプの人です。
一つ一つの仕事を達成すると業務を通じて、より成長した自分をイメージさせるような話し方が適切です。
業務を通じて、資格などわかりやすい成果に直結することを伝えるのも良いでしょう。
取り組んでいる業務の知見や、取得しようとしている資格が仕事にすぐに使えることに喜びを感じるタイプです。
身につけたマーケティングの知識がすぐに仕事に生かせたり、取り組んだ仕事がすぐに他の案件で汎用的に展開できると
モチベーションがあがります。
応用が難しい特殊事例などには、あまりモチベーションがあがりません。
取り組んでいる業務の中で、今後の他の仕事にいかせる部分をイメージしてもらうとより成果があがりやすくなります。
一般的に広く知られている、モチベーションをあがる要素と考えられているものです。
より多くの年収が欲しい、賞が取りたいなど目に見える形での短期的な報酬がモチベーションとなります。
インセンティブの要素が強い営業職の人に多くみられるタイプです。
このタイプの方には明確なやったことと、報酬がリンクする業務提示を行った方がモチベーションがあがるでしょう。
金額的な報酬と成果がはかりづらい業務には向かないかもしれません。
また報酬が設定されない業務にはモチベーションがわかないかもしれません。
他者との比較で自分が優位にあることにモチベーションを感じます。
他者との競争に勝つことでモチベーションが持続されます。
また他者と比較してより地位が高いことに喜びを感じます。
プロジェクトのリーダーに抜擢したり、評価を高くつけることでより活躍する傾向にあります。
ただし、逆に降格したり、他者との競争に負けることがあると大きくモチベーションがさがります。
他の人との関係に判断の重きを置きます。
上司が喜ぶからやる。仲間が喜ぶからやる。など価値基準が他者に依存します。
組織にとっていかに重要な役割を担っているか。周りがどんなに助けられているかを説明するとモチベーションがあがるでしょう。
一人で完結する仕事や、他者に見られない、評価されない仕事はモチベーションがあがらないかもしれません。
いかがでしたか?
あなたはモチベーションはどこに感じるでしょうか?
同じ人でも、仕事と趣味ではモチベーションのタイプが異なることはあります。
また、人間は成長していくので、モチベーションのタイプが途中で変わることがあります。
はじめは、新卒で入り上司に命令されるまま、とにかく褒められたい一心で頑張っていたことが、
いつの間にか業務自体に喜びを見出し充実志向に変わっていくということもあります。
今 自身のモチベーションはどこにあるか?
一緒に働いている仲間のモチベーションはどこか?
一度振り返ってコミュニケーションをとられてみてはいかがでしょうか?
ボトルボイス編集部