私はあります!
例えば、「佑佳さんでもいいよ。手伝って」と言われたとすると、「でも」の言葉に敏感に反応したり、上司から「お前の代わりは他にいるんだ」と言われたこともありました。
相手に悪意はなくても、言葉には日頃、思っていることが現れるものです。
そして、私自身だって、調子に乗って、言い過ぎて、相手を傷つけてしまったことがあります。
親にもヒドイことを随分言いましたね。
けれど、そのような経験があるから、言葉を選ぶことの大切さがわかったのだと思います。
そして、言葉に力があることも・・・
どんな力かと言うと、相手を怒らせたり、悲しませたり、喜ばせたりする力です。
自分が発した言葉ってね、相手に対して言っていても、自分が一番、近くで聴いているんですよ。
なぜなら、自分の声を自分の耳で聴いているからです。
これは、声に出さなくても同様で、内部対話と言って、自分の内で発した言葉は、自分の内で聴いているのです。
例えば、人のうわさ話に花を咲かせたり、文句や愚痴を言ったりしていると、ネガティブな言葉が、自分の耳から入って、神経を通って、脳に伝わっていってるんですよね。
ゾッとしませんか?
けれど、このコラムを読んでくださったあなたは、これまで沢山、言葉に傷ついてきたからこそ、言葉の力を知っているのだと思います。
だから、その言葉の力を自分のために使ってください!
例えば、自分の力付けとなる言葉を心の中で言い続けるとかね。
・私はできる
・全てはうまくいく
・全ては自分にとって、都合よくいく
・私にはいいところが沢山ある
・私は愛される存在だ
・私は素晴らしい
などもいいですよ。
「私は」と主語が入るといいですね。
私は、自分の力付けとなる言葉に、随分助けられました。
自分のことをこれ以上、キライになりたくないときなどに、よく言っていましたね。
今でも落ち込んだときに、言葉の力を借りると、落ち込んでいる時間が短くてすみますし、気持ちの切り替えがはやくできるようになりました。