笑いや笑顔って、自然に出てくるものですよね。
最近、私が嬉しかった笑いは、クライアントさんと一緒に笑ったことです^^
クライアントさんの笑顔が見られるのは、私のこの上ない喜びです。
けれど、そんな私が、笑い方を忘れていたことがありました。
会社員時代のことになります。
上司が変わり、その人とうまくいかなかったことがきっかけで、
他の人ともうまくいかなくなり、
お客様ともうまくいかなくなり、
仕事もうまくいかなくなったんです。
「お前の代わりは他にいるんだ」
「俺の言うことが聞けないのか。お前はダメだ」
上司からいろいろ言われ、その度に自信をなくしていきました。
「どうしよう、どうしたらいいんだ?」と、もがけばもがくほど、すべてが裏目に出て、状況は悪くなっていくばかり。
解決策も見いだせず、正に八方塞がりでしたね。
次第に私は、人と目を合わせるのも、話すのも怖くなり、ただただ下を向いて、「何か言われたらどうしよう」と、毎日、ビクついていました。
笑うことも忘れ、ジーッと自分の殻に閉じこもっていったのです。
そんな状態が1年以上続きました。
そして、ふと「このままではいけない。悩みを自分で解決できるようになりたい。」
そう思ったのです。
それと同時に、自分はこれまで人に振り回されてきたことに気づき、「自分の軸(芯)をしっかりさせないといけない」と考え始めました。
私はいろいろな勉強をしたり、自己啓発を始めました。
でね、その中で、ひとつ愕然としたことがありました!
それは、自分の気持ちがわからない。。感情がわからない。。ということでした。
「自分が今、何を感じているのか、自分は本当はどうしたいのか?」がわからなかったんです。
このコラムを読んでくださっている方は、もしかしたら、「自分の感情くらいわかるでしょう」と思われるかもしれませんが、長い間、自分の気持ちを後回しにしていた私は、感覚が鈍っていたのかもしれません。
そこから、自分の感覚を取り戻すことをはじめました。
今、何が視えて、何が聴こえて、何を感じているか
ということを、自分で認識できるようにしていったんです。
その感覚を否定せずに、「それでいいんだ、そういう感覚もあっていいんだ」と自分を認めることをしていきました。
そして、他の学びも通して、下を向いてばかりだった私の顔は、だんだんと周りを見渡せるようになっていきました。
五感ってね、私たちの選択、判断、行動に影響を与えています。
なので、自分の感覚が変わると、考え方、捉え方が変わっていくんですよね。