
「?になったら」「?ができたら」「?がおわったら」私は幸せになれる・・・
と言っている人は、100年待っても幸せを感じることができないでしょう。
そのような人は、「待つこと」が習慣になっているからです。
私たち人間は、「いま」幸せを感じなかったら、「いつ」感じるのですか?
私たちは、過去と他人は変えられません。
そして、私たちは、いつでも、「いま」になら取り組めますが、
未来に取り組むことは絶対に不可能なのです。

「これ以上の幸せはない」と毎日生きている人は、
「いま、この瞬間」に100%集中している人です。
「これ以上の幸せがあるはずだ」と現状に不満を抱く人は、
「過去と未来の幻影」に生きている人です。
あなたは、未来へ向かうのに忙しすぎて、
「いま」の価値が、ゴールに到達するまでの手段になっていませんか?
幸せとは、頭で考えることではありません。体全体で感じるものなのです。
大切なことは、「何を行うか」よりも、「どのように行うか」です。
行うことで達成できる結果よりも、行動そのものに焦点を当てるようにしましょう。

なんであれ、あなたの意識を、できるだけ「いま、この瞬間」に向けるのです。
「いま、この瞬間」と接続し、没頭し、
「いま」を「あるがままに素直に受け入れる」のです。
何かに意識を100%集中し、同時にそれを拒絶することなどできないからです。
すると、「手段」が「目的そのもの」に変わります。
「手段」が「目的そのもの」に変わると、
自然に「楽しむ」という感覚が後からついて来るようになります。
結果に執着しないで、手放してください。
外的状況に幸せを求めて期待しても、
長続きしませんし、失望を繰り返すだけです。
外的状況に幸せを求めれば求めるほど、苦しみを生じさせます。
なぜなら、私たちの真の幸せとは、
自分の心の奥底から湧き出てくるものだからです。
外側に期待するのではなく、自分の内面に意識を向けることによって、
真の幸せが「純粋な意識の光」に照らされ、明るみに出てきます。
そして、その存在に気づくでしょう。その真実に気づくことができれば、
あなたは、「幸せを待つ人」という囚われの身から解放され、
自由を獲得し、永遠に「幸せを感じて生きる」ことができるでしょう。
