自分を愛せない、大切に思えない状態の時
いくら自分を愛そうとしてみても、なかなか上手くはいかないもの。
”自分を愛そう!”みたいな、そんな類の本を読んで
鏡の中の自分に「私が大好き」「私は素敵」
な?んて言ってみても、ちっともしっくり来なくて
「これって効果あんのかな・・」
と、ただの呪文のように言ってる自分がいたりする。
こんな経験ある人いるんじゃないかな???
なんせ私がそうだったから(笑)
その呪文も行為も決して間違ってはいないし
とても前向きな素敵な行動だと思います
でも、それって結局は、本当はそう思えていない自分との葛藤の状態が続くことになる。
そんな状態の時は、決して自分に無理をしないで
ただ自分に優しくしてあげればいい。
まずは一番に、そんな自分を許してあげること。
そして自分にする行動を、まるで大事なお友達が遊びに来てくれたかのようにしてみる。
例えば、お花を買ってお部屋に飾るとか・・・
お部屋着やパジャマを綺麗な可愛いものを着せてあげるとか・・・
”今日は大事なお友達が泊まりに来る”と思って、そのお友達にしてあげる行動を
自分にしてあげるってこと。
普段は「自分だからいいや、一人だし誰も見てないからいいや」って思うような部分を大切にしてあげる。
美味しい紅茶を淹れてあげたり、ちょっと奮発した入浴剤をバスタブ入れてゆっくり入ったり、
シーツをとても綺麗なデザインのものにしてあげたり・・・etc
そんな風に自分を大切にしてあげる行動を繰り返すことで
少しずつだけど自分を大切にすることの価値が実感できる。
無理して自分と葛藤するんじゃなくて
まずはそんな、はじめの一歩から始めてみて下さいね
執筆者
岡田沙織
NPO法人若者メンタルサポート協会 理事長
1973年2月生まれ
幼少期から波瀾な人生を送り、両親の離婚・孤独な幼少期・小3でリストカット・いじめ・ドラッグ・自殺未遂・15歳で水商売・暴走族・家出・レイプ・DV・刺青・離婚・うつ病・生活保護・父親の裏切りetc、その他数々の経験をする。
幼少期からの波瀾な人生経験を活かし、若者の自殺防止をメインとした活動を行なう。
リストカット・虐待・不登校など生きづらさに苦しむ若者から、子育てに悩む親御さん、恋愛や結婚問題などで悩む方まで、日々全国からの相談に対応している。