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人間は常に誰かと自分を比べている
2016/07/25 生活

人間は常に誰かと自分を比べている

 

人間は常に誰かと何かを比べては、

「勝った」「負けた」と考えてしまう心理を持っています。

 

出来る自分を誰かに自慢したい。

周囲の人達と同じように成りたい。

周囲から注目を集めたい。

自分だけのものになって欲しい。

 

など、誰かと何かを比べて、そのものがあったら自分は優れているとか、勝ち組である。

などと、優越感を持つようになるものです。

 

お友達が持っている、おもちゃが欲しい。

お友達が持っている、おもちゃは流行っていて、他のみんなも持っている。

お友達が持っている、おもちゃを自分も手に入れることができれば、

みんなの仲間入りができる。

みんなの仲間入りができれば寂しくなくなる。

 

子供の頃に、おもちゃが欲しいと思うのは、こういった理由ではなかったですか?

 

その、おもちゃの魅力より、

誰かが持っている、または、みんなが持っているものが欲しい。

というのが本心だったと思います。

 

おもちゃなら、流行りが過ぎれば、いつしか部屋の隅に放置されて

忘れ去られてしまったり、壊れて捨ててしまったり。

 

捨てられるおもちゃ

 

 

一緒に遊んでくれた、おもちゃに心があったら、
さぞ辛いだろうという別れ方をしてしまった経験は誰にでもあるんじゃないでしょうか?

 

これが、犬や猫、小動物などであったら、どうでしょう?

お友達の家に遊びに行ったら可愛い子犬が居た。うちにも子犬が欲しい!

 

親御さんは「自分で面倒見れるなら考えてあげる」と応える。

 

子犬と暮らせる!という喜びだけで、面倒なことなんて深く考えることも無く、

「面倒は自分で見る!」と二つ返事。

 

親御さんも子犬が居てもいいかも、と考えていたので、

子犬と暮らすことができるようになった。

 

最初は子犬が可愛くて、学校が終わったら一目散に家に帰って子犬と遊ぶ。

ご飯を上げたり、お散歩に行ったり、楽しい日々が過ぎていく。

 

月日が経つうちに、子犬も大きくなり、可愛いから立派な犬になっていく。

 

可愛いではなくなってしまったこと。

いつでも、家に居るのが当たり前になってしまい、

ご飯の世話も、散歩も面倒になってしまう。

 

毎日の散歩は、いつの間にか親御さん任せになっていて、ご飯も親御さんがあげている。

 

たまには、自分が散歩に連れて行こうなどと、気まぐれに散歩に連れて行ったら、

全然、言うことを聞いてくれない。

 

もう、こんな言うことを聞いてくれない、可愛くも無い、犬の面倒なんか見てやらない!

これは、とても、ひどい話しですが、とても多い話しでもありますよね。

 

動物と暮らすということは、

その命を責任と義務を持って守り続けるという

覚悟が必要です。

 

 捨て犬

 

 

「誰かが飼っているから、自分も飼いたい」

なんて、命をバカにしています。

 

お友達の家に行ったら可愛い子犬が居たから、自分も子犬が欲しいなんていう

軽はずみな気持ちでは、動物と暮らすことはできません。

 

お友達の家で子犬を見て、可愛いと思うのは自然なことです。

 

自分が、しっかり世話ができるのか?

命を預かる覚悟があるのかを自分自身の本心と話し合って、

 

親御さんや、ご家族に相談して、家族みんなで決めていくようにしないと、

悲しい結末を招くことになり兼ねません。

 

命を預かるという責任と義務をしっかり持てるか、考えましょう。

 

 

誰かと比べて「自分も欲しい」はやめよう

 

人との関わりも、誰かが得たものを見て、自分も欲しいと思うことが多いと思います。

 

なんでも話し合っている親友が居ると、友達から自慢されれば、

自分にも親友が欲しいと思う。

 

いつも仲良しでグループ行動して楽しそうにしているお友達が居れば、

仲間に入りたいと思う。

 

親友も、仲良しグループも、気の合う者同士が、

お互いの本音を打ち明け合って、成り立っているはずです。

 

思いやり

 

思いやる気持ちを育てていけば、
誰かと比べる必要は無くなっていく。

 

親友が欲しいと思うなら、まず自分が誰かの相談を親身になって聞いて、一緒に悩んで、

解決できるように、共に行動してあげましょう。

 

問題が解決したなら、心から一緒に喜んであげましょう。

 

 

誰かの相談を親身に聞いて、一緒に悩んで解決できるように行動して、

問題が解決したら、心から一緒に喜んであげることが出来る人になれば、

自然と信頼できる仲間が集まってきます。

 

誰かと比べて、何かが欲しいと思うのではなく、

相手を思いやる気持ちを大事にするようにしていけば、心は広く穏やかになり、

仲間が増えていき、心が満たされることで、何かを欲しがる気持ちも減っていきます。

 

一番大事なのは、思いやる気持ちなんです。

 

田辺寿夫

 

 メンタル心理カウンセラー 田邉寿夫

 

 

現在31名のプロフェッショナルの
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