愛するパートナーのために率先して家事をしたり、プレゼントを買ったり、
相手のためにと頑張ったことが逆に怒られてしまったり、すれ違いになったりしたことはありませんか?
夫婦間で愛を伝えるために参考になるのが、『愛を伝える5つの方法』という本です。
(ゲーリー・チャップマン 著 いのちのことば社)
愛情を実感する関わりには、5つの方法があり、それぞれに得意・不得意がある、 という考え方です。
?肯定的な言葉
?サービス行為
?プレゼント
?身体的なタッチ
?クオリティタイム
です。
カウンセラーである著者の元に、結婚35年の夫婦が初めてカウンセリングに訪れました。
まず最初に妻が、
「主人からは何の愛情も感じられないのです。全く会話がないんです。」
と、夫に対する不満を述べます。
一方、夫は
「今まで妻のために思いつくことは何でもやってきました。料理、片付け、掃除、洗濯、ありとあらゆる家事をやってきましたが、何をやっても妻が満足することはありませんでした。」
と、自分は妻のためにこれほど愛情を尽くしてきたと訴えます。
それに対して妻は、
「私は主人と一緒にソファーに腰掛けていたいんです。この人はいつも何かをしていて忙しくしていて、会話がないんです。」
妻の愛の言語が ?クオリティタイム なのに対し、
夫は ?サービス行為 で愛を伝えようとしていたために伝わらなかったんですね。
この「愛の言語」は、夫婦間だけでなく、子育てであったり、友人関係などにも使えるものです。
相手の愛の言語を知り、その言語で相手に愛を伝えてあげましょう。